wan!保護犬黒柴奮闘記

【保護犬黒柴奮闘記】緑内障「眼球摘出手術」を選ばなかった理由

緑内障になるまでの経緯

まずは緑内障になり失明するまで
簡単に説明します

気持ちが入ると辛いので
文字だけ並べてみますね

2015年春8才シェルターより譲り受ける
直前の混合ワクチンで嘔吐などのアレルギー反応
不妊手術後の傷口が炎症を起こす
2019年春12才左目を緑内障により失明
遺伝によるものも多いといわれるが原因はわからない
多くの場合2年以内にもう片方の眼も発症する
目薬の投与にてコントロールを試みる
2020年秋13才右眼を緑内障により失明
ぶどう膜炎を併発
炎症を抑える薬や眼圧を下げる薬を駆使するも
眼圧下がらず
2021年春14才目の摘出手術を検討するが辞める
現在の様子は>>ブラインドランナーになる

左目失明の経緯

12歳
老犬の保護犬として譲り受けてから4年後
目の調子が悪そうだなぁと
いつもの病院に行く
薬を処方されるのみ

ただひたすら点眼を続ける毎日
治るでもなく悪くなるわけでもなく・・・

これがずっと続くのだろうか
と思っていた頃
たまたま旅行と重なり
一週間病院に預ける

旅行先に連絡が来て
なるべく早く迎えに来てくださいとのこと

結局右目がほぼ失明状態

とても機嫌が悪かったようで
調子が悪かったから機嫌悪かったのか
家から離れたから調子が悪かったのか
分からないまま

獣医さんにも専門がある

そこは田舎のわりに比較的大きな動物病院
獣医さんが5人

ただどの先生が良いかなんて
気にしていなくて
指名なしで受診していた

たまたま次に診察に行った時
いつもと違う先生に診察をしてもらい
緑内障、ぶどう膜炎について説明を受ける

今回診てもらった先生は目に詳しく
もし眼の調子が悪くなった時
すぐであれば手術する選択肢もあった
直後でなければ難しいとのこと

同じ病院にいる先生でも
犬の状況を聞いて
この先生の方がいいと
紹介してくれなかったのだろうかと
落胆する

その先生には図入りで詳しく説明もらい
安心する

緑内障について説明を受け左眼が発症しないよう点眼を続ける

散歩中の出会い

緑内障は柴犬に一定数あること

多くの場合半年から2年以内に
もう一つのもう片方の目も
緑内障になるリスクが高い
ということ

同時に
ぶどう炎症を起こしている可能性が高いので
まずはその炎症を落ち着かせること
などなど

様々な薬を渡され
目薬を複数個渡され
5分以上間を置き、さす順番も指定され
通院しながら様子を見ることに

右側の眼も炎症や緑内障にならないため
予防の目薬を刺すこと2年

右眼も失明

たまたま足を痛めたりして
通院のタイミングが
目の治療を受けた先生不在の日で重ならなかったこともあり通院の期間があき
ある日非常に機嫌が悪くなる

ものすごく調子が悪くなったのが祝日
(食欲は相変わらずある)

明らかに目を触り機嫌が悪く
フリーズすることがしばしば
散歩も行きたがらず
目もなんだか見えなくなった気がする
歩いていても物にぶち当たることが多い
溝に落ちそうになったり

目を見てもらってた先生が
遠くに行かれるということもあり

近場で休日も開いている病院に
行くことに

獣医さんを選択する重要性

初診ということもあったと思うが
一通りの血液検査をし
レントゲンを撮り
疑いがある病気をすぐ調べた
毎日にように通い続け
点滴をすること6回・・・・

目は見えなくなってるので
手の施しようがない
とのこと

それでもどうも様子がおかしい

新しい病院をみかぎり
以前の目の先生が転院される直前
慌てて駆け込む

右眼も失明したことの説明を受け
今ぶどう膜炎の症状が出ているので
点眼薬を変えることに

眼圧が高いが炎症を抑える方が先なので
症状に合わせて点眼を変えながら
様子を見ていく

と同時に
他の目を専門で見てくれる
獣医さんを紹介してもらう

今思えば
病院のHPにある先生の紹介を見て
眼の専門の先生を探せばよかった

「眼科」と看板をあげて欲しいくらい

目を見てくださった先生は
今後はそうなっていくと思います
とのこと

人間のお医者さんにも
そのような流れがあるように
専門性の高い病院と
かかりつけの病院
うまく棲み分けられる世界が来てほしい

もし緑内障になった時には
専門の先生に出会えることを
祈っています

両眼を失明したと受け入れるまで

田舎に住むと環境は良いけど
病院通いが不便・・・犬も人間も
と感じることはしばしば

今回の病院も車が苦手なうちの子には
厳しい通院となる

今までも車移動は得意でなかったけど
ケージの中でお座りできる子なら
それでも私1人で通院できたのだろうか?

両眼を失明してしまい
私1人でケージに入れて通院が
もはや出来なくなった

誰か抱っこしていないと
カーブのたびに転げてしまう

家族2人で連れて行ける場合に限られ
30分以上かかる道中
遠吠えが続く・・・・

家族も犬も通院が負担に

病院自体は個人の小さい病院ながら
先生が眼の専門のようで
手術の設備も完備している
写真を撮ったり説明をしてもらい
手術についても説明を受ける

といっても
既に両眼は失明している

ただ両目の眼圧が80以上
通常なら耐えられない痛みだそうだ

だがこの子は
時折機嫌が悪くなったりフリーズしたり
震えることがあってもじき終わり
食欲はある
たまに眼を触る仕草するが
そこまで気になって仕方がない
という風ではない

我慢強いのだろうか
鈍いのだろうか
意思疎通ができないもどかしさ

痛みをなくすための手術は「摘出」か「義眼」

眼圧を下げるために
眼を摘出あるいは義眼に変える
という手術をするという選択


先生曰く
ベストな選択は
眼の摘出
「眼を閉じる」=縫い付ける
欧米ではこちらが主流
眼圧を上げている原因がなくなるので
痛みがなくなる

ただ画像検索をしていただくと分かるのだけど
人間から見ると辛い表情になる
犬からしたら
術後の遺物が入る心配や
炎症などが起こりにくい

ため治療者としては1番の選択肢

もう一つは
義眼を入れる
術後の外見的にはあまり以前と変わらない
愛くるしい顔が戻る
とともに痛みはなくなる
デメリットは
異物が入る、炎症が起こる可能性がある
目薬を指し続けなければならない
老後痩せ細った際には目だけと飛び出た表情になる

その医院では半々だそう

緑内障に苦しむ子たち

ネットで検索していると

10才にならない子が
両眼を失明していたり

眼が倍の大きさになる程
腫れ上がったり

震えが止まらなかったり

眼を触って痛がったり


もしこの子がそんな症状が出れば
手術をするという選択をしたかもしれない

手術をしないという選択

ただ家族に聞いても
・「震え」は臆病者なので以前からあった
・眼が多少腫れているように見えても
すぐに引いたり
・眼を触ることはあっても気づいて手を外せばそのまま過ぎる

手術をしないという選択までの葛藤

眼が白いの見えますか

手術をしないという選択までには
物凄い葛藤があった

金額も何十万単位
お金を惜しむつもりはないけど
それに見合う効果があるのだろうか

譲り受けたときの
アレルギー反応や炎症
高齢であること
全身麻酔をすることの怖さ

それを考えると
手術のリスクは高い

そして
程度はひどくはないが
痴呆が入っている感覚
少なからずある

そして手術をしないという
選択をした


ここで文字にすると
簡単だけど
この3年の病院通い
ここ半年の両目の完全失明
調子の変化への対応


加齢との戦いでもある
そんな自分と重なる部分


痛みがあるのかどうか
わかってあげられているのか
どうか

そんな葛藤が常にあった

そして現在

眼の専門の病院への通院もやめた

通院が大変なわりに
毎回眼圧が高いと数値を測り
薬をもらう

という変わりのない診察

私も犬も通院への負担を考えると
診察に通うストレスに見合うものが
得られているのだろうか
疑問に思う

もちろん極端な変化があれば
通院は再開するという前提で

近くの病院に(私だけが)
点眼薬をもらいに行ける手筈はできた

自分の感覚を信じて前を向こう

薪ストーブの前の特等席

うちに久しぶりに遊びにくる友人には

リルはこの家に来て幸せだねー
と言ってくれる

とても嬉しいけど
この子はどう感じているのだろう

毎日接してる私にはわからないけど
以前よりはなついてくれている気はする

でも
「保護犬」「老犬で飼い始めた」
ならではの
辛い気持ちもある>>また別記事に

ただ今回のことで
精神的におかしくなりそうだった私は
知人に紹介してもらい
ちょっと「見える」人の
アドバイスを受けた

震えは主に加齢かからくるもの
本人はあまり痛がってはいない
僕ここにいていいの?という思いが

ずっとある
などなど


もちろんこれが100%正解かなんて
わからない

でも私や家族が感じていた感覚と
とても合っていて安心した

あくまでも私の心の安心のため

手術を受けた人の記事はたくさん
読ませてもらったけど
手術を受けない選択をした人の
記事があってもいいかな
と思って

これから残りの時間を
愛おしもう💕


さあ世界一のブラインドランナーの
伴奏者になるぞ❣️












りるまま
ばりえーどっとこむ
昭和な古いお家をリノベーションして 黒柴の保護犬と一緒に住んでいます。 「ばりえー」と思ったことを綴っていきます♪