金継ぎのワークショップ に参加
以前から金継ぎは興味があり
動画を見ながらやってみたいと
Amazon で金継ぎセットを購入していました😊
買ってからしばらーく机の上に
そんな時に限ってかける食器もなく・・・
このセットは本物の漆を使うので
アレルギーが出る人もいるとか😢
一度やり方を聞くと自分でもやりやすいよ
と友人からのアドバイスもあり
たまたま近所で開かれたワークショップに参加😊
「新うるし」と呼ばれる素材を使う方法でした❣️
ワークショップで使ったのもこんなセットでした
値段はあんまり変わらないけど
本うるし より扱いやすく
補充がしやすいという利点も👍
ワークショップでたくさんの「作品」が見れた💕

ワークショップを受けて良かったのは
「金継ぎのやり方を知る」のはもちろん
いろんな人が自分の欠けたお皿を持ってきて
それぞれが思い思いに直していく🖌
洋ものだったり
和ものだったり
急須だったり
子どもの食器だったり
それ◯◯焼きでしょ?
どこで買ったの?なんて対話も
仕上がった作品はどれも素敵で
塗りの色は金と銀を選べたのですが
それぞれ形や大きさ、金や銀の入れ方によって
十人十色🎨
「作品」になっていく様子が
とても素敵でした💕
ただ私の好みでは
和食器の方が合うなーとも
もともと味があるものですが
それにそれにオリジナリティが加わることで
唯一無二の作品になっていく
その過程がとても新鮮でした😊
パテを盛ったり削ったりする部分は
先生に「これくらいですか」なんて聞きながら
金ののせ方も皆さんの様子も参考にしながら
一度ワークショップに参加してから
自分でいろいろやってみると遠回りのようで近道🚶♂️

振り返ると
以前大変気に入って購入したものの
割れてしまったお茶碗がありました
その作家さんの展示会
同じ柄のお茶碗が5客程度あったと思います
一つ一つ色が微妙に違ったり
模様がの大きさが違ったりして
でもこれ❣️と思うものをとっても悩んで購入し
しばらく使っていましたが
残念ながら割れてしまいました😢
あのお皿をもし
金継ぎを知っていれば
私のそばに居続けてくれたのにと思うと
残念でなりません😢
今はコロナ禍のため
そのお皿を買いに行ことはできませんが
この時期に金継ぎの技術を教えてもらい
これから購入するお皿については
そんな目で選びたい
割れてもかけてもいい
長く付き合ってものを選んでいきたいな
と思います😊
出来れば昔からある技術や生活様式を
もう少し取り入れられたらなと気づきの多い
ワークショップでした👍
たまたま私はワークショップに出会えましたが
本もいろいろ出版されていて
この「おおらか金継ぎ」って言葉いいですよね☝️
入り口はどこであれぜひやってみることオススメ
思っているより簡単です❣️
私がワークショップで理解したレベルは↓
簡単に金継ぎができるスリーステップ☝️
やり方は
1、割れを接着する
2、パテで埋める
3、金を塗る のスリーステップ 👍
1、割れを補強
まずは陶器用の接着剤で付ける
※接着剤は2種類を混ぜ合わせて使用するものが良い
2−1 パテで埋める
合成樹脂を親指の指先程度
欠けている部分の大きさに合わせて
指先でなじませながら埋めていく
※合成樹脂も2種類混ぜ合わせるタイプがいい
※乾いてしまうと固まるので少量を早く作業
パテを元の形より盛ってしまうと
後で削って整えるのが大変なので
なるべく元の形を目指して☝️
2−2 耐水性のヤスリで形を整える
耐水性のヤスリ(濃いグレー)を使って
水をつけながら
まずは600番の荒いもの
仕上げに1000番使う
あまりパテが量が多いと
乾くのに少し時間がかかるので
日にちをおいた方が良い場合もありますが
薄いものであれば
その日のうちに2、3時間で作業をできます👍
ヤスリの種類ってどんなの?
木工などで使うものは茶色いヤスリが多いです
使い捨てって感じ
木などの柔らかいものに比較的多く使われます
今回使う濃いグレーの
水をつけて使う耐水性のヤスリ
耐水性のヤスリは紙素材と布素材とあり
茶色のものより目の荒さが豊富
水で目詰まりすることなく
さらに布の方がより長く使えます👍
工作をよくされる方は
何枚か常備していると
何かと使い勝手がいいです😊
ちょっと汚れてるとか
ちょっと凸凹しているとか・・・って時に
3、金を塗る
いよいよ芸術の段階に☝️
金粉=真鍮粉と「新うるし」を筆で混ぜ
うすめ液を数的垂らしてもOK
合成樹脂の上に塗っていきます
少し線を足して芸術的にするもよし
ひび割れたところにつなげるもよし
あとは個性💕
注意点としては
単なるヒビは塗っても補強にはなりません
壊れた部分を接着剤で止めて
欠けた部分を合成樹脂で埋めることで
接着力が上がります👍
注意点としては
火にかけることができない
電子レンジにかけることができないこと
通販でも手軽に購入できます👍
サンコーのHPにはこのように色の紹介がありました
びっくりするくらい豊富❣️

いよいよ家で大物「土鍋」を2つ金継ぎ
うちで今一番金継ぎが必要なのが
土鍋2つ❗️
直接火にかけるものはNGで
鍋でも火にかけない部分を修繕するのはOK
早速
長いこと欠けたままだましだまし使い続けている
「土鍋」に挑戦しました😊
まずは接着 大きいからなかなかっ
BEFORE まずは重症のお米を炊く土鍋から

ふたはこの通りバラっバラに

火にかける部分は炊けるけれど
周りが欠けだらけ😢

まずは接着
重いし時間もかかるのでマスキングテープで
補強してしばらく待つ
2種類の液を混ぜるタイプの方がしっかりつく
すぐにくっつけられるものはクイック5
つまり5分でOK
でも今回みたいにパズルのように
パーツが多くて💦時間がかかりそうなもの
の場合はクイック30
つまり30分で固まるタイプを❗️
乾く時間はかかるけど(なんなら1日おいても👍)
焦らず確実に合わせたいので
そしてパテで埋める
なんせ大きい!そしてかなりない部分が😢

このパテも2種類を練って使用するタイプ
細かく分けてあってひとかたまりが
指先でちょうどこねられる大きさを☝️
すぐ足りなくなってホームセンターに走り
お得用を買い足しました😊
塊を自分で必要なだけ切るタイプ
とにかくヤスリで平らに
かなり盛りすぎた部分は
金属製のヤスリでまずゴリゴリ

ざっくり削ってからは
耐水ヤスリでの作業が続く・・・
削る部分が多くて
正直途中で挫折しました・・・・
でも超ツルッツルにならなくても
生活感あるカケカケのものより良いと
割り切って👍初心者だし😊
パテを乾かすのも盛る容量が多かったので数日
またやる気が出るまで数日かかりました
接着剤もパテも匂いがするので
風通しがよく床もタイルの洗面所で作業✋
そしてついに!黄金に輝く芸術品が💕
こちらが AFTER💕


火をかける方の周りも
カケカケだったのが😃
土鍋その2
こちらは大物その2のお鍋用の土鍋🥘
<<BEFORE>>

取手の部分
ハゲてコンクリートのような色でザラザラ

<<AFTER>>
取手のところだけでもこの違い
写真では「金」がうまく映らないのだけど
買った時より見栄えの値段は⤴︎(笑)くらい❣️

二つ並べると圧巻!
大事に使いたいけど・・・
かけていてカッコ悪い・・・
なんて思って使っていたのが嘘みたい❣️
芸術には程遠いけど
やって良かった〜達成感大❗️

私は今回こげ茶のお鍋を金継ぎしましたが
「こげ茶」を使えばもっと自然にできた気もします
上からこげ茶をのせてもイイかも👍
なんだかお鍋がキャンパスに見えてきた😍
でも今回は
こげ茶に金だったからこその味もあり🌟
それを楽しみたいと思います😃
実はこれ技ありお鍋
友人たちに結婚祝い何がいいと聞かれ
一目惚れしたこのお鍋をお願いしたのです🍲
容量的には大人2人分
今の4人家族には小さめなのですが
他におかずがあるときはこれで十分
鍋がメインのと時は
別なべでおかわりを用意して補充🔥
気づいたら料理本や料理番組でよく使われていて
シンプルだけど茶色の発色が良くて
上から見て「フレーム」になる部分が広いので
見栄えがするんです💕
そんな背景もあって長く使っています😊
焼き物の種類、値段が気になって検索したら
「土鍋 茶色 おしゃれ」で一番にヒットしました(笑)
もとはスッポン鍋として考案され
料亭などでもよく使われる
ひとつひとつ手作りの「土楽鍋」でした😃
思わず自分の食器の変遷を辿ってみる
自分がお世話になってきた食器の変遷
数々の食器を割ってきました😢
誰もが多少経験することとは言え・・・・
今まで
食器選びには三段階あった気がします🎁
①まずは新生活を始める
それは大学の一人暮らしだったり
結婚からの新生活
最低限必要なものから
好きな物を揃える感じ❓
②次に子どもができてから
特に子どもが小さいうちは家事もバタバタで
自分もお皿を割ることが多かったり
子供ももちろんパリーん😭
あえて私はプラスチックの皿を使わなかったので
子どもが割っても自分が負担にならない程度のお皿を
意識的に使っていました👍
アウトレットで購入したり100円ショップのものも
③そして今
子どもたちもお皿を割ることもなくなり
だんだん巣立っていく
今はちょうど見直す時期でもあるかな😃
中には思い入れのあるものもあって
今思えば・・・
金継ぎを知っていたらなぁ・・・
と振り返ってしまいます😿
食器を割った子どもにかける言葉として
「食器が割れないと
陶器屋さんはもうからないからね」
なんてのも最近聞きました😊
それぞれいろんな考え方ありますね
子どもたちにも金継ぎ体験して欲しいな😉
SDG”S=持続可能な世界
この金継ぎって昔からある技法
服の繕いをする「かけはぎ」
今は「ダーニング 」っていう名前で
可愛くオシャレに楽しめる
靴下をダーニング してみたのが↓

服はシャツを割烹着にしたりのがこちら↓

リメイクしたり↓

金継ぎをして「もの」の見方が変わりました😊
たまたま古民家に移り住み
そこについていた倉庫にあった木材の山
丸のこを購入し雑誌を見ながら
見様見真似で釘打ち、木工作業🔨
おかげで
何か不具合があったら
ホームセンターに直行
どう補修や補強したらいいか
わからなくても人に聞いたりネットで調べたり
自分の手を動かしてみる
うちにはふつーに
ヤスリや釘が何種類かあって
ドライバーやノコギリがある
そんな様子を見ていたからか
子どもたちも工作が好き👍
小学校入学のタイミングで
一緒に勉強机作りました😊
引き出しは飾りでしたがー(笑)
今?あーーー自転車のパンク
辛うじて治せるかな???程度
今はしなくても
靴下の穴はこうやって直せる
シューズも直せるってやってみたのがこちら↓

それもちょっと田舎な
道具もいろいろおける
古いおうちに住んでいるおかげかな?
いろいろ挑戦する姿を見ていたら
自分もできるのでは?って思ってくれるかな
やってみようと手を動かそうとするかな?
そんな願いを込めて💕
今は洗面所のタイルの上に
金のスジ入りの土鍋が
ドーンと2つ
転がっています(笑)
次はお庭の水栓の下の水うけにしてる
テラコッタの鉢かな・・・
とりあえず接着剤でだけ補強してる・・・
