戦後最悪の殺人事件=相模原障害者施設殺傷事件
「こんな夜更けにバナナかよ」
原作者の渡辺一史さんが
荻上チキさんのラジオSession22で
相模原障害者施設殺傷事件の犯人に面会、周辺の人に
取材をした話をされていました
犯人は不幸な境遇にあったわけでもなく
むしろ普通の家庭
友人関係も多い方だったと
薬物の使用も取りざたされたが
事件直前「優生思想」を語っていたとも
「優生思想」
身体的・精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し
逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して
優秀な人類を後世に遺そうという思想。wikitionaryより
「こんな夜更けにバナナかよ」は実話を元にしたお話
渡辺さんは実際に主人公のボランティアとして
関わった(500人❣️の中の)1人
以前から気になっていたこの映画を見ました
大泉洋さん大好き
なんですよね
うちの家族💕
安住さんの「ぴったんこカンカン」によく出てるし
あのセンスでこのテーマなら
子どもたちも受け入れてくれやすいかな〜という試算もあって😃
ぜひ子どもたちと一緒に見て欲しい映画でもあるんですが
ちょっとだけ
1分息を止めるくらい
性的発言があるシーンが2回くらいあります
まあ大泉洋さんだから
そこまでヘビーではないのですが・・・
うちの子どもは高校と小6ですが
それに耐えられる関係性がある方がいいと思うので
お伝えしておきますね😃
でも本当は性的な問題って
障がいのある方々には深刻な問題なのです
私も家族ほど近い人にはいないのですが
障がいを持つ方の家族の話を聞いたまでです
大人としてはそのことを知る良いシーンではあります😆
子どもたちに「自分ごと」と考えて欲しくて
知らないって罪
ってことたくさんあります😯
障がい者についてもそう
接したことがないと
知ろうにも考えようにも・・・
子どもの通う小学校は小さい学校なのですが
「特別学級」が複数あります
1日ずっと誰かがついていないと生活できない子
「普通学級」と行き来する子
毎日近くにいると
それが自然
どんな助けがいるか
なんとなくわかるようです
筋ジストロフィー つばさ文庫で知る
私がこの病について詳しく知ったのは
当時小学校5年生だった娘からです😃
高校から体の不調を訴え病気がわかり
人間関係や病気との付き合い方を悩み抜く姿
自分の得意である料理を
障害があってもできるようにと
電子レンジレシピを考案し
レシピ本をクラウドファンディングで製作
「レシピにたくした料理人の夢」を読み存在を知りました😌
読書感想文を書くというので
私も読み進めたのですが
涙涙で・・・・😢
体が不自由になっても作れるレシピを
安全なレンジを使って考案しています☝️
当然娘にも簡単に作れるレシピがずらーり
もちチーズなんて
彼女が毎週のように金曜日の朝ごはんに作ってくれる定番レシピ
耐熱容器に
おもち、玉ねぎのスライス、チーズをのせてめんつゆをたらーり
このレシピ本はワンコイン❣️
子どもやお年を召した方にもすぐ作れるレシピ本なんです
このレシピ本だけでなく
障がい者に優しいということは
世の中のあらゆる人に優しいということ💕
この映画の良いところ
大泉洋さんの演じる主人公
コミカルなシーンが多いので
主題の硬さを和らげてくれています😄
「こんな夜更けにバナナかよ」と言う
高畑充希ちゃんもとっても素敵です😄
彼氏役の三浦春馬くんは
目を惹く目を惹く・・・😄
筋ジストロフィーについては
この映画の中でも病状が進んでいく様子が描かれています
この映画の中では小学校6年生
本の中での料理人の彼は高校1年生で
病気がわかります
他人事ではない・・・ということ
障がい者の生活については
周りのサポート、家族との距離、その他人間模様について
とても誠実に
おそらくはもっと壮絶なのでしょうが
ユニークな視点を添えて描かれていました
20代の若者の恋愛についても
考えさせられるストーリー展開があります
人との関わりについて
障がいを超えて考えさせられる作品でもあります
- 病気について知る
- 家族との在り方について考える
- 障がいについての理解
- 健康であることのありがたみ
- 有限である時間が必ずしも不幸でないということ などなど
主人公のように口の達者な人ばかりではないので
もちろん一概には言えません
現実は本当にたくさんの苦労のある
生活を送られている方も多くあると思います
でも
人々が障がい者について考える大きなきっかけになってくれる
作品であることは間違いないです💕
ぜひ家族や大切な人と見て
思いを共有して欲しい作品です😄